問い合わせフォームのメールが、届かない
ある日を境に、サイトからの問い合わせがぱったり来なくなった。送信ボタンを押すと「送信しました」と出るのに、メールボックスには何も入っていない。よくある症状で、原因もだいたい決まっています。順番に確認すれば、どこで止まっているかは自分で切り分けられます。
こんな状態ではありませんか
- ・「送信しました」と出るのに、メールが来ない
- ・以前は届いていたのに、ある時期から来なくなった
- ・Gmailには届くが、会社のメールには届かない
- ・自分でテスト送信すると届くが、お客様からは届かないと言われる
自分で確認できること
上から順に見てください。ここで分かってしまえば、それで構いません。
- 1
迷惑メールフォルダを見る
一番多い場所です。過去30日分を「お問い合わせ」や自社ドメインで検索してください。ここに入っていた場合、フォームは壊れていません。届き方の問題です。
- 2
送信先のアドレスが今も生きているか確認する
フォームの設定に、退職した人のアドレスや、もう使っていない転送先が残っていることがあります。WordPressなら Contact Form 7 や WPForms の設定画面、「送信先」の欄です。
- 3
送信元のアドレスが自社ドメインか確認する
フォームからのメールの差出人が wordpress@あなたのドメイン になっているかどうか。ここが外部のドメインや存在しないアドレスだと、受信側が「なりすまし」と判断して捨てます。
- 4
SPFレコードがあるか確認する
MXToolbox などの無料ツールに自社ドメインを入れて、SPFレコードが出るか見てください。何も出ない場合、Gmail や Outlook はそのメールを受け取らないことがあります。2024年以降、この判定は厳しくなりました。
- 5
最近、何を更新したか思い出す
WordPressの更新、プラグインの追加、PHPバージョンの変更、サーバーの移転。「届かなくなった時期」と「何かをした時期」が重なっていれば、そこが原因です。
よくある原因
サーバーのメール送信機能が使われている
WordPressは初期状態だとサーバーのmail機能でメールを出します。この方法で出したメールは、認証の情報が付かないため、受信側に捨てられやすい。SMTPを設定して、実在するメールアカウントから出すようにすると直ります。
SPF・DKIM・DMARCが設定されていない
「このドメインからのメールは、このサーバーが出してよい」という宣言です。無いまま出すと、大手のメールサービスは受け取らないか、迷惑メールに入れます。DNSに数行足すだけで済みますが、書き方を間違えると全部のメールが届かなくなるので、触るときは慎重に。
プラグインの更新で壊れた
フォームのプラグインやテーマの更新で、送信処理だけが静かに止まることがあります。画面には「送信しました」と出るので気づきません。送信ログを残すプラグインを入れておくと、次からは一目で分かります。
送信先がグループアドレスや転送で消えている
info@ を複数人に転送している場合、転送の途中で弾かれることがあります。転送はSPFの判定を壊しやすい仕組みです。
原因調査
¥30,000上の手順で切り分けられなかった場合、こちらで原因を特定して報告します。修理まで進む場合は、調査費を差し引きます。他社が作ったサイトでも構いません。
いまのサイトが古く、直す先が多いなら
同じ症状が何度も出るサイトは、一つずつ直しても切りがないことがあります。 作り直しが向いている場合のために、当社は月額のホームページ制作サービス 「LARU HP」を運営しています。月額999円(税別)から、常時SSL・スマートフォン表示・ 問い合わせフォーム・検索向けの基本設定まで含みます。 受託でお引き受けするより安く済む規模であれば、そちらをご案内します。
よくある質問
フォームは壊れていないのに届かないことがありますか。+
あります。送信自体は成功していて、受信側が捨てているケースが半分以上です。この場合フォームを作り直しても直りません。ドメインの設定を直す必要があります。
調査だけ頼むことはできますか。+
できます。原因調査のみ¥30,000で、どこで止まっているかと直し方を報告します。そのあと自社で直していただいても構いません。
他社が作ったサイトでも見てもらえますか。+
見られます。制作会社と連絡が取れなくなった状態のご相談も受けています。
ほかの困りごと
最終更新 2026-09-16|株式会社LaruVisona
